トップページ > 法人業務実績
平成20年のリーマンショックを契機として、窮境に陥った中小企業の経営改善に関与してきました。
大阪を地盤とした地域金融機関よりの依頼案件を中心に、
借入規模5~100億円、売上規模5~200億円の企業の財務DDと資産負債圧縮策を実行し、
弁済条件変更によるキャッシュフロー改善、その後、損益項目の改善計画立案とその実行を指導。
又、債権を有する多数金融機関の意見調整を行い、バンクミーティングを開催し、
平成20年より取り組みは約90件の実績があります。
又、平成24年からは政策金融公庫の資本制ローンの導入に取り組んでいます。
結果として、地域金融機関の金融円滑化法の出口相談窓口を依頼され、
又、経営力強化支援法の認定支援機関向け研修開催の他に、税理士会・関係諸団体で認定支援機関向け研修を開催して来ました。
中小企業経営力強化支援法が目指すことは、中小企業の現場に於いて、
税務と会計の専門的知識を有する税理士が、弁護士・会計士など他の専門家との連携、地域金融機関との協同により、
「経営と金融の一体的支援」を行うことだと考えます。
この時、企業の透明性・公正性を高めるものとしての「中小会計要領」すなわち中小企業の会計基準が重要性を持ちます。
又、これは経営者自身の「会計リテラシー」を強化することに主眼を置いた中小企業のための会計ルールでもあります。
弊社は、税理士法人として「中小会計要領」の普及・推進に専門性を有しています。
又、透明性のある会計処理を通じて、企業の経営改善に役立つ、信頼性ある財務データを提供することが出来ます。
このプロセスを経て提供される「信頼性ある決算書」が、中小企業の「社会に対する説明責任」を高めることになり、
「中小企業の経営改善」を強力にバックアップするのだと考え、取り組んでいます。